どうもこんにちは。 2011年内定者Blog、新年2回目の更新を担当するのは中島和輝です。
先月も更新を担当した気がしますが、特に順番が決まっていたワケではないみたいです。
(´・ω・`)oh…
そんなわけで、さてさてどうしたものかと思案しながらのBlog更新なう!です。ちなみに前回やたら堅苦しい内容で更新したところ、翌週担当だった鈴木君がとても気軽なノリで更新しておりどことなく漂うイケメン風がちょっと羨ましくなったので、今回は姿勢を崩していこうかなと思います。
さて。
「就職戦線異状なし」
(監督公式情報サイト )
という映画をご存じでしょうか?
1991年に公開され、俳優・織田裕二さん(当時24歳!)のや歌手・槇原敬之さん(「どんなときも。」で主題歌を担当)の出世作として有名な作品です。日本経済がバブル絶頂期を迎え、新卒学生の就職戦線が「超売り手市場」と呼ばれていた時代が描かれていますが、想像を絶するシーンの数々は今や一種の映像資料とも言えるかも・・・。企業が内定者に対して豪華な食事を振る舞ったり、コンパニオン付きの旅行に連れて行ったり、今では考えられないような「内定者囲い込み」のシーンが印象的。また、そういった映像を1991年当時に撮っていることも凄いですよね。
しかし当時においても、マスコミだけは例外。その狭き門には全国から学生達が押し寄せ、現代と変わらぬ就職激戦区の様相を呈しています。主人公・大原(織田)やそのくされ縁・立川(的場浩司!)も放送・出版業界を中心に就職活動に臨みますが、やはりなかなか内定には至らず、就職の理想と現実に直面した彼らには不安と焦りが募りだし、物語はクライマックスへ・・・!
『なりたいものじゃなくて なれるものを捜し始めたら もうオトナなんです・・・』
(劇中、立川が大原に向けて呟いた一言)
なかなか考えされられるフレーズではないでしょうか。現実として、学生の就職活動が「なりたいもの捜し」から「なれるもの捜し」にすり替わっていることはしばしばあると思います。それが“オトナ”なのかどうかは別としても、就職活動の実態としては多くの人が否定できない思いを抱えているのではないでしょうか。
しかしそもそもは何の為に「なりたいもの捜し」なんて始めちゃうんでしょうね、僕らが学生は(;´Д`)
『内々定をもらうため?』
それならば、なりたいものばかりを選べば自ずと難易度は上がるのだから、なれるものを追うのが賢明。
本当はそうじゃない。
『働く上で、“夢”が大事だと気付いたから』
これに尽きるんじゃないでしょうか。
夢に「なりたいもの」は限りなく近く、だからこそ誰もがそれを捜し続けるんだと思います。しかし、現実には就活のシーズンはあまりにも短く、そのくせ情報だけは多く、そして僕ら学生は素人過ぎるんです。だから時には「なれるもの捜し」に走る日もある。それは仕方のないこと。それでも諦めず、「なりたいもの捜し」と「なれるもの捜し」の両方を追い続け、紆余曲折しながら、少しずつ前進していくしかないんです。それが苦しいのは百も承知。
――どんなときも どんなときも
――迷い探し続ける日々が
――答えになること 僕は知っているから
槇原敬之「どんなときも。」より
コレですよ!!(`・ω・´)
(なんて書いている内に、話の着地点が見えなくなってきたぞ・・・っと・・・)
映画の話に戻りますか。
たとえバブル世代であろうと、超売り手市場であろうと、「なりたいもの捜し」の大切さに気付いた学生の苦労は、20年後の現在とも変わらないものだったんじゃないかと思います。そういう意味では、映画「就職戦線異状なし」もある種の参考になるんじゃないかな~、と思いながら今回のBlogを書いていたんですが、調べてみたらこの映画、DVDでは発売されていないみたいです・・・VHSかぁ(;´Д`)
ちゅ、、、中古屋さんで見かけたら是非手に取ってみてくださいね。
きっと面白いですから!!
ではまた次回の更新をお楽しみに~。