はじめまして、2020年新卒内定者の中川哲と申します。
私はオフィスバスターズで初めての工業高等専門学校出身の新卒内定者です。
もしかしたら、この記事の内容が就活するにあたっての有益な情報になる方は少ないかもしれませんが
就活のヒントやアドバイスになれたら嬉しい限りです。
①自己紹介
②私の就職活動
③就職活動に必要な事
①自己紹介
先程も書きましたが、私は工業高等専門学校、略して高専の出身です。
趣味は音楽、カメラ、旅行、読書と多趣味です。
「高専って聞いた事あるけど、結局何?」
という方もいらっしゃると思いますので簡単に紹介しますと…
中学校の卒業程度を入学資格とし、修業年限を5年間とした工業系の学校です。
簡単に言うと、高校の3年間と大学の4年間の勉強を5年間でやるという感じです。
なので入学は16歳になる年度、卒業は20歳になる年度となります。
ちなみに私は5月に20歳になりました。
若くして、職業に必要なスキルを身につける事がコンセプトという感じです。
②私の就職活動
ではこのブログの本題的なところです。
私が就職活動でエントリーをした企業は4社です。
「え?少なくね…?」
とお思いでしょう。
先程高専の説明でも書きましたが、高専のカリキュラムは本来7年かけて学ぶ内容を5年に凝縮しています。
そうなると時間割は週5日、1~4コマまで授業がみっちり詰まっています。
そのせいで就職活動で大学生とは違う壁に当たります。
複数社同時のエントリーは難しく、数多くの企業説明会、面接に行ってられないのです。
並行しても2社といった感じでした。
下記、時系列で表しますと
3月:春季長期休暇中にディスプレイの企業とオフィス内装デザインも行う商社の説明会参加とエントリー
4.5月:面接。両企業不採用
6月:オフィス内装設計を行う企業の説明会参加とエントリー。
7月:面接、不採用
8月:夏季長期休暇中にオフィスバスターズの説明会参加、エントリー、面接、内定。
といった、なんともスカスカな活動記録になっています。
しかも、不採用が続き夏まで長引いてしまいました。
やりたい事や目標があるようでどこかあいまいな、将来のビジョンもぼんやりとしているという自分自身の大きな欠点を見破られていた事も理由の一つだと思います。
その上、目指すものが内装の設計や設計監理職なのに、特別コンペ(コンペティションの略、設計分野では設計競技の事)で成績を残せるほどの実力もなかった私には、多くの準備をしてきた大学生や院生と同じ土俵で戦えるはずがなかったのかもしれません。
しかし、数は少ないですがそれらの企業での就職活動により、自分の目指すべき事、将来において経験しておくべき事、今の自分には何が必要で何ができるのか、etc…
自己分析が深まり、今の結果に結びついたのだと思います。
また、今までやってきた事は全て強みになると思います。
私の場合、人よりも多くワークショップの経験を積んでいたのでその作品自体と作品の過程で得られた計画性やチームワークを強みとしてアピールしました。
趣味やアルバイトで養われたスキルも十分な強みです。
③就職活動に必要な事
就職活動生活を経て必要だと感じた事は、自己分析や企業研究は当たり前ですが、業界の事やその職種について勉強する事です。
類似する企業を複数研究すると今の業界の状況がわかってきます。
自分の能力に見合う専門性の高さの企業が、どのような企業なのかも見えてきます。
その業界でどのような事をしたいのか、どのようになりたいか、それを明確にしておくと発言に説得力が出てくると思います。
読んでいただいてわかったと思いますが、結局高専とかあまり関係なく活動内容や得られた事は大学生の方と変わりないと思います。
オフィスバスターズ自体の事はほとんど書きませんでしたが、他人から得られる印象や情報より、ホームページや説明会で自分自身が感じたものの方が純度の高い有益情報だと思います。
興味がある方はじっくりホームページを読んでみてください。私は説明会前にカフェで2時間ほどサイト内を徘徊していました。
大切な人生の分岐点です。
焦らず慎重に根気よく、就職活動をしてください。